現王朝は、ラーマ1世よって起こされたチャクリー王朝で、同時に前々王朝であるアユタヤ王朝の血筋でもあり、更にアユタヤ王朝には吸収されたスコータイ王朝の血も流れているため、チャクリー王朝は両王族の血を引く非常に歴史ある王室ということになる。
首都がバンコクにあるため『バンコク王朝』、あるいは王宮が運河とチャオプラヤー川に囲まれた
ラッタナーコーシン島にあることから『ラッタナーコーシン王朝(ラタナコーシン王朝とも表記される)』とも呼ばれている。
タイの人々は王室・王族をとても大切にしており、タイ王室はタイ人の心のよりどころである。
人々が王室に寄せる崇敬と敬愛の念は強い。